2010年07月13日

no-title

従業員一同、連日、夜遅くまで得意先だった皆さまへの対応と、20日までのせめてものビン詰め作業に追われています。
何より限られた時間の中ですので、もうビンがないなど諸々の問題などでお断りしたお酒の種類もあり、雪の花酒造を今まで支えてくださりました方々には大変ご迷惑をおかけしています。
従業員一同心よりお詫び申し上げます。
廃業の発表から、かなりの反響はありました。
人手が不足しているなか、ありがたい事に何でも手伝いたいと色々と言ってくださる方々がたくさんいらっしゃって、本当に「地獄に仏」とはこの事だなと身に染みて感じております。
今日は私の酒造りの師匠も顔を出してくださいました。
私にはささやかな夢がありました。私がそうであったように、先達から授かったこの酒造りの仕事を次の時代を担うバイタリティとやる気のある若い世代に継承してゆきたいとずっとそう考えていました。
本当に残念です。時間というものが流れてゆく性質のものである以上、街並みも変わってゆくものでしょう。
けれど、ふと立ち止まって考えた時に変わらなくても良かったと後から噛み締める風景も中にはきっとたくさんあるはずです。
雪の花酒造も私はそうであると思っています。
さて、7月17日から3日間、最後の蔵の在庫処分をさせていただきます。
まことに皮肉な事ですが、最後の最後に小樽の皆さまがたや愛飲家の皆さまに雪の花酒造の実力を示す日本酒や梅酒、リキュールを取り揃えております。
これは杜氏だけが作った酒ではありません。
雪の花酒造に携わった全員の結晶である酒です。
日本酒とはなんぞや、
酒蔵とはなんぞや、
雪の花酒造とはなんだったのかをどうぞ確認しに皆さまいらしてください。
ご来場お待ちいたしております


posted by 池田さん at 23:42| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
泣きました。
この町はどんどん大切なものを切り捨てていっているような気がします。
本当にこれでいいのか?
ここ数日、いつも考えさせられています。
大事に美味しく最後まで呑ませていただきます。
Posted by もりのき at 2010年07月14日 23:55
申し訳ありません。
岸本医科学研究所に勤める者です。
本当に申し訳ありません。
Posted by ひろかず at 2010年07月16日 00:09
はじめてのコメントが辛いものとなりました。
ゴクゴクラリーで知り、やっと行きはじめたばかり。
何度かお邪魔して蔵の方々の対応に感激し、
お気に入りの蔵ができたと喜んでいたのに。
本当に本当に残念です。
連休中必ず行きます。
Posted by 小麦子 at 2010年07月16日 12:18
本日、蔵元さんへ行かせて頂きました。
大切に醸したお酒が、悪い言い方かもしれませんが叩き売り状態で、見ていて悲しくなりました。
もう少し、自分たちが日頃から購入していればこういうことにならなかったのかも、と思って申し訳なく思いました。
今回、購入させて頂いたお酒は、大事に飲ませて頂きます。
一部は冷蔵庫で長期熟成し、出来る限り将来に向けて、北海道にはこういったお酒があったんだ、と言う事を伝えていきたいと思います。
これまで、本当にお疲れ様でした。
Posted by 日本酒大好き at 2010年07月17日 21:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。